ロシア、コロナ死者数過去最悪 ポーランドは秋の感染拡大を懸念

2021/07/07
更新: 2021/07/07

[モスクワ/ワルシャワ 6日 ロイター] – 新型コロナ​ウイルス変異株で感染力の強いデルタ株(インド型)が拡大しているロシアで6日、過去24時間の感染による死者数が737人と、過去最悪を記録した。

ロシアでは感染拡大を食い止めるために、首都モスクワなどで一部の職種に対するワクチン接種を義務化。ムラシコ保健相は、全国で毎日最大85万人が接種を受けていると述べた。

ポーランドでも感染拡大が懸念されており、ニージェルスキー保健相は、ワクチン接種が進まなければ、秋に予想される感染拡大第4波で一日当たりの感染者数が1万5000人に達する恐れがあると述べた。

ポーランドの現時点での一日当たりの感染者数は約100人。現在はほぼ全ての感染拡大抑制策が解除されている。

Reuters
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