大紀元時報

中国、致死率7割の「Bウイルス病」国内初の死者 サルを解剖した獣医

2021年7月20日 10時00分
2021年7月13日、フランスのボーバル動物園のアカゲザル。参考写真(GUILLAUME SOUVANT/AFP via Getty Images)
2021年7月13日、フランスのボーバル動物園のアカゲザル。参考写真(GUILLAUME SOUVANT/AFP via Getty Images)

中共ウイルスが猛威を振るうなか、中国で新たなウイルス感染が報告された。16日、中国当局は国内初となるBウイルス病による死者が出たと発表した。亡くなったのは北京の霊長類飼育実験施設に勤務していた53歳の獣医師。

この獣医師は3月4日と6日に、2匹のサルを解剖し、その1か月後、吐き気と嘔吐に続き、神経症状を伴う発熱を引き起こした。複数の病院で治療を受けていたが、4月17日に脳脊髄液を採取するウイルス検査を受け、はじめてBウイルス病に感染していることが判明した。

Bウイルス病はアカゲザルなどのマカク属に分類されるサルに咬まれたり、引っ掻かれたりすることでヒトへ感染し、神経症状を引き起こす感染症。無治療の場合、致死率は70~80%と高い。

米国疾病管理予防センター(CDC)によると、Bウイルス病は、発熱や悪寒、筋肉痛、疲労感、頭痛などのインフルエンザに似た症状が現れ、潜伏期間は一般的に2週から5週以内。

さらに同センターはBウイルス病のヒト-ヒト感染は、これまでに1例しか記録されていないとしている。同氏の接触者も4月に検査を受け、ウイルスの感染は確認されなかった。

Bウイルス病のヒトへの感染が初めて確認されたのは1932年のことで、それ以来、ヒトへの感染は50例しか報告されていない。そのうち、21人が死亡している。

日本でも2019年、国内で初めて鹿児島市の動物実験施設で勤務していた元社員がBウイルス病に感染したと確認されている。

(翻訳編集・蓮夏)

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