豪州、モデルナワクチンをさらに100万回分購入

2021/09/13
更新: 2021/09/13

[キャンベラ 12日 ロイター] – オーストラリアのモリソン首相は、米モデルナの新型コロナウイルスワクチンさらに100万回分を欧州連合(EU)から購入したと発表した。週内に豪州に届くという。

シドニーとメルボルンでのロックダウン(都市封鎖)は豪州の人口2600万人近くのうち70%のワクチン接種が完了するまで継続され、これは10月下旬までかかると見込まれている。

豪州がワクチン接種プログラムを加速する上で今回の追加購入は「朗報」(モリソン首相)となる。

一方で、変異株デルタの拡大で豪州の1日当たりの感染者数は11日に初めて2000人を超えた。

累計の感染者は7万3610人。死者は7人増え、1091人となった。

また、オーストラリア最大の人口を抱えるニューサウスウェールズ(NSW)州では、12日に報告された過去24時間の市中感染者数は1262人、前日の1599人から減少した。

ビクトリア州では392人の感染者が報告され、前日の450人から減少した。

クイーンズランド州は12日、過去24時間で感染者がゼロだったとして、ロックダウンを命じる必要はないと表明。前日に5人の感染が報告されたことからロックダウンが必要になる可能性があるとしていた。

Reuters
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