米大統領、カリフォルニア州の災害宣言を承認 山火事で

2021/09/13
更新: 2021/09/13

[12日 ロイター] – バイデン米大統領は、カリフォルニア州の山火事を受けて、同州に災害宣言を発令することを承認した。ホワイトハウスが12日明らかにした。

大統領は13日に同州サクラメントを訪れ、被害状況を視察する。

同州では、6800件以上の大小さまざまな山火事が発生。170万エーカー(68万9000ヘクタール)が焼失しており、消防隊員や消防器具が不足している。

異常な高温・乾燥が山火事を拡大させる要因となっており、専門家は気候変動の影響だと分析している。

バイデン氏は先週、国内のさまざまな地域が山火事、ハリケーン、洪水に見舞われ、今夏だけで1億人以上の米国人が影響を受けたと表明。インフラ拡充と地球温暖化対策に投資する必要があると訴えた。

Reuters
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