中国北部の山西省にある大同の炭鉱の近くで、石炭の山の上に立つ女性(GREG BAKER/AFP via Getty Images)

山西省炭鉱27カ所が豪雨で一時操業停止、電力不足に拍車

中国最大の石炭生産地である山西省は4日、洪水対策の緊急対応を開始し、省内の炭鉱27カ所が一時操業停止した。各地で深刻化している石炭不足による電力供給危機に拍車をかけている。          

中国メディアなどによると、山西省では10月以降、連日豪雨に見舞われ、一部河川で水位が大幅に上昇し、ダム27カ所で水位が危険レベルを超えたという。

4日午前8時時点では、同省の炭鉱27カ所と炭鉱以外の鉱山99カ所、危険化学品を扱う企業7社、建設中のプロジェクト231カ所、景勝地74カ所は操業停止および閉鎖を命じられた。

最近、20を超える省で電力の使用が制限されており、各地で停電が相次いでいる。石炭不足がその一因だと言われている。山西省の昨年の石炭生産量は10億トンを超えており、全国生産量の4分の1以上を占める。

山西省の採炭場を調査した中国の学者の金氏は7日、米メディア、ラジオ・フリー・アジア(RFA)に対し、「長年にわたる過度な採掘やメンテナンス不足により、山西省の地表下には局部的な空洞が出現している。豪雨に遭遇すると、崩落する恐れがある」と分析した。

(翻訳編集・李凌)