10月26日、ジェイク・サリバン米大統領補佐官はホワイトハウスの記者会見で、大統領のG20とCOP26の出席について述べた (Photo by Chip Somodevilla/Getty Images)

COP26期間中、日米会談の機会あり 米中会談は年内実施で調整=米大統領補佐官

岸田首相は今月末から11月12日まで英グラスゴーで開かれる国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)に参加する。米大統領補佐官は26日、ホワイトハウスで開いた記者会見で、COP26の開催期間中に日米首脳会談の機会はあると述べた。

サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は、「首相がCOP26におられるなら、お互いに会う機会が生まれるだろう」と首脳会談実施の可能性に触れた。しかし、26日時点で会談決定の発表はないと付け加えた。

岸田首相就任後に行われた日米首脳の電話会談について、サリバン氏は「地域の安全保障や、(コロナ後の)景気回復、気候変動を含む重要な国際問題を実質的かつ詳細に話し合うことができた」と述べた。

サリバン氏は同じ26日の会見で、中国の習近平主席との首脳会談についても言及した。年内までにバーチャル形式で米中首脳会談を開く機会を模索することで中国側と合意しているという。3週間前の10月6日、スイスで楊潔篪・国家安全保障政策担当の政治局員と会った際に取り決めた。

サリバン氏は、米中間の競争が激しさを増すなか、両国関係の調整には首脳間の外交が不可欠だと述べた。また、バイデン大統領は習近平主席と直接会談することが重要だとみているという。

岸田首相は、31日が衆院選の投開票日のため、30日から31日にかけて伊ローマで開かれる主要20カ国会議(G20)には、オンライン形式で一部の討議に参加する。G20ではコロナ禍からの世界経済の回復・成長が主な議題になるとみられる。

バイデン大統領はG20COP26のいずれの会議も直接出席する。習近平主席とロシアのプーチン大統領は国内の新型コロナウイルス対応のため、両会議にはオンライン形式で参加する。