フランスのルドリアン外相(STEFANIE LOOS/various sources/AFP)

「対抗措置を取る」仏外相、中国を名指しで批判 リトアニアへの圧力めぐり

ルドリアン仏外相は12日、中国当局から圧力を受けているリトアニアを支持する立場を示した。外相は、フランスは欧州連合(EU)の議長国として、中国当局の圧迫に対抗するための法案の制定に取り組んでいくと述べた。

外相は同日夜、フランス国民議会(下院)の公聴会で、中国当局を名指しして、「一部のEU加盟国、特にリトアニアに対して経済的圧力を加えている」と非難し、対抗するための行動を起こすと表明した。

外相によると、EUでは関連法案についての議論がすでに始まっている。今月、EUの議長国となったフランスは、議長国として「(法案の制定などを)引き続き進めていく」という。

外相は、13~14日までの日程で、フランス西部の都市ブレストで開催されるEU加盟27カ国の外相・国防相会合でも、対抗措置を巡って各国の高官らと話し合う予定だと述べた。

台湾メディア「自由時報」によると、公聴会でディディエ・クエンティン議員(共和党)は外相に対して、リトアニアへの中国側の圧力を巡って、質疑を行った。

クエンティン議員によれば、中国当局はドイツの自動車部品企業コンチネンタル社に、リトアニア企業の製品の使用を停止するよう圧力をかけた。

同議員は国民議会の公聴会で、台湾の世界保健機関(WHO)年次総会への参加について、複数回言及したことがある。

ルドリアン外相は、議員の質疑に対して、「フランスはEUの議長国を務めている間、(中国の)圧力への対抗措置の制定を進めていく」と再びリトアニアへの支持を強調した。

(翻訳編集・張哲)