遼寧省丹東市で抗議デモ 50日間の封鎖に不満 市長は異例の謝罪

2022/06/15
更新: 2022/06/15

事実上のロックダウンが50日以上続く中国東北部・遼寧省丹東市で12日、一部の市民は閉鎖解除などを求めて抗議デモを行った。

SNSに投稿された動画によると、市民らは「PCR検査の停止、復工復産(職場復帰・生産再開)」と書かれたスローガンを掲げて抗議した。一部市民は封鎖用のバリケードを突破した。

その後、市長は「封鎖中、十分なサービスを提供できなかった」と異例にも謝罪を表明した。

同市では、防疫部門のミスで感染者が出ていない建物の住民が隔離されたことも発覚しており、市民は怒りを爆発させている。

先月7日、市は感染者が出たある建物の住民全員を、250㎞も離れた同省瀋陽市で集中隔離した。だが、隔離終了後に「感染者は実は隣の建物の住民だった」ことが明らかになった。

丹東市では、4月下旬から感染拡大により中心部一帯でロックダウンが行われ、期間中、全住民がPCR検査を合計41回受けた。

市当局は5月下旬に職場復帰・生産再開を宣言したが、大多数の住民は未だに自由に出入りできない状態にある。

大紀元の取材に応じた丹東市の住民の王さん(仮名)によると、「長期にわたる封鎖で、人々は仕事もできず、お金も底を突いた。各種ローンの返済にも追われ、皆で職場復帰・生産再開を求めている」と話した。

一部の団地で抗議があると、2時間ほど封鎖が解除されるが、またすぐに封鎖される。

(翻訳編集・李凌)

関連特集: 中国