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「仕事をしろ」ヴァンス米副大統領からニューサム知事へ

2025/06/10
更新: 2025/06/10

JD・ヴァンス米副大統領は、ロサンゼルスで発生した暴動を受けて、カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事に「仕事をしろ」と述べ、ホワイトハウスからも強い対応が示された。

ニューサム知事が6月8日、国境問題担当のトム・ホーマン氏に「私を逮捕してみろ」と挑発した後、6月9日にドナルド・トランプ大統領は、ホーマン氏が本当にそうすべきかどうか質問された。

「もし私がトムならやるだろう」とトランプ氏は答えた。

この発言に対し、ニューサム知事は「アメリカ合衆国大統領が現職の知事の逮捕を呼びかけた。アメリカでこんな日が来るとは思わなかった」と投稿した。

ニューサム知事はこの発言を「権威主義への明白な一歩」と呼んだ。

X(旧Twitter)でニューサム知事の投稿を引用し、ヴァンス副大統領は「仕事をしろ。それだけを求めている」と返信した。

さらにニューサム知事は「お前こそ仕事をしろ。トランプが関与するまでは問題はなかった。命令を撤回し、カリフォルニアに権限を戻せ」と反論した。

カリフォルニア州のロブ・ボンタ司法長官は月曜日、州兵の派遣を「違法な行為」とし、トランプ政権を相手取って訴訟を起こしたと発表した。

エポックタイムズ記者。主に議会に関する報道を担当。