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ヴァンス米副大統領 カーク氏暗殺受け団結呼びかけ 「真実を語り米国を一つに」

2025/09/17
更新: 2025/09/22

アメリカのヴァンス副大統領は9月15日、ホワイトハウスで「チャーリー・カーク・ショー」の司会に出演し、暗殺された保守派活動家チャーリー・カーク氏を追悼した。ヴァンス副大統領は、人々が虚偽による憎しみを取り除き、アメリカが再び団結するよう呼びかけた。

また、ヴァンス氏は次のように述べた。
「カーク氏はアメリカを愛していた。彼は疲れを知らず、この国をより良くするために尽力してきた。トランプ大統領と私が当選するうえで重要な役割を果たした人物であり、過去7か月間における私たちの成功は、大部分が彼の努力によるものだ」

またヴァンス氏は、無責任なインターネット上の中傷や憎悪をあおる発言が、カーク氏暗殺の一因となったとの認識を示し、「私たちは、カーク氏が命をかけて守ろうとした理想に全力で取り組み、真実を語ることを礎に、団結したアメリカを再建していこう」と語った。

ホワイトハウスは、アメリカを再び安全な国にするため、憎悪や虚偽を拡散するネットワークを特定し、排除するためにあらゆる手段を講じると発表した。

トランプ大統領も、憎悪をあおる言動の拡散活動について調査を継続すると表明した。また、21日にアリゾナ州で行われるカーク氏の葬儀に出席する予定だ。

トランプ大統領は、「私は当初、20日に招かれていたが、21日に出席したいと申し出た。葬儀はスタジアムで実施される予定だ。会場は満席になり、立ち見が出るほどになると断言できる」と述べた。

一方、トランプ氏は16日にイギリスを訪問する予定であり、イギリス当局は警備体制を強化し、訪問が円滑に行われるよう万全を期すとコメントした。

同日、ルビオ国務長官は、クリストファー・ランドー国務副長官の発言に同意し、「殺人を称賛するような人物は、アメリカには受け入れられない」と強調した。また、カーク氏暗殺を賛美する者がアメリカに入国した場合は、直ちにビザを取り消すよう指示した。

カーク氏暗殺後、彼が創設した団体「ターニング・ポイントUSA(Turning Point USA)」によると、新たにキャンパス支部を設立したいとの問い合わせが3万7千件以上寄せられたということだ。現在、同団体は全米で900の大学支部と約1200の高校支部を有している。