トランプ ベネズエラ産石油の対キューバ供給を遮断し最後通牒 「キューバは早急に米国と合意を」

2026/01/13
更新: 2026/01/13

トランプ氏は11日午前、交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」に次のように投稿した。

「長年にわたり、キューバはベネズエラから大量の石油と資金の供給を受けて生き延びてきた。その見返りとして、キューバは過去2代のベネズエラ指導者に、いわゆる『安全保障サービス』を提供してきた。しかし、今やそのすべては終わった」

さらにトランプ氏は、「キューバに流れる石油も資金も、もはや一切ない。完全にゼロだ。手遅れになる前に合意に達することを強く勧告する」と付け加えた。

トランプ氏はまた、ベネズエラはもはや「悪党や恐喝者による保護」を必要としていないと強調し、世界最強の軍事力を有する米国が、今後はベネズエラを守ると述べた。

ベネズエラは長年、キューバにとって最大の石油供給国であった。しかし最新の海運データによれば、今月初めにベネズエラのニコラス・マドゥロ氏が米軍に拘束されて以降、米国による厳格な石油封鎖の下、ベネズエラからキューバへ向かうタンカーは一隻も出航していない。

ここ数週間では、メキシコがキューバにとって重要な代替石油供給源となっているが、供給量は依然として限られており、欠乏分を補うにはほど遠い。

トランプ政権の高官らは、マルコ・ルビオ国務長官を含め、最近の対ベネズエラ軍事介入がキューバをさらに追い込む可能性があるとの見方を示している。

一方でトランプ氏は11日、「ルビオがキューバ大統領になる」という冗談めいたSNS投稿にも反応し、「私には悪くない話に聞こえる」と返信した。

ルビオ氏はトランプ政権で、国務長官、国家安全保障担当大統領補佐官、さらに国立公文書館長官代行など複数の職務を兼任している。そのためネット上ではしばしば冗談の対象となり、AIで生成された画像では、イランのシャー(王)からベネズエラ大統領、さらにはイングランドの名門サッカークラブのマンチェスター・ユナイテッドの監督にまで仕立て上げられている。

ルビオ氏自身もユーモアを交えて応じ、「米プロフットボールチームのマイアミ・ドルフィンズの空席となっているヘッドコーチやゼネラルマネジャーに立候補するつもりはない」と述べたうえで、自身の現在の重点は国際情勢と、米国の貴重な公文書の管理にあると強調した。