金正恩 米国と「平和的共存」可能と主張

2026/02/28
更新: 2026/02/28

2月26日、北朝鮮国営メディアは、金正恩総書記が第9回朝鮮労働党大会で、アメリカが朝鮮を核保有国として認めればアメリカと平和的に共存する用意があると述べたと報じた。また韓国については、最も敵対的な敵であり、いかなる関係も望まないとした。

朝鮮中央通信は、金正恩が娘の金主愛とともに、黒い革のコート姿で前日夜に平壌で行われた大規模な軍事パレードに出席した写真を公開した。

25日に閉幕した第9回朝鮮労働党大会で、金正恩は、より強力な大陸間弾道ミサイルやドローン、AIを活用した攻撃システムの開発に加え、核戦力の拡充を進める方針を示した。

さらに、アメリカが朝鮮を核保有国として認め、敵対政策を撤回すればアメリカと平和的に共存すると述べた。一方で韓国については、もはや同胞とは見なさず、最も敵対的な敵と位置付け、互いに関係を持たずそれぞれの道を歩むべきだと強調した。

今回の軍事パレードは従来とは異なり、戦略兵器や大型軍事装備は登場せず、戦車装甲部隊や機械化歩兵部隊、火力突撃部隊など各兵種の部隊に加え、ウクライナ戦争への関与と関連するとされる海外作戦部隊や海外工兵団と称する部隊が行進した。

韓国峨山政策研究院の上級研究員、楊旭氏は、このパレードは朝鮮が兵器開発から実戦準備へと重点を移しつつあることを示しているとの見方を示した。また、北朝鮮が長期的に海外への部隊増派を検討している可能性があると指摘した。

楊氏は、パレードは周到に設計されたもので、北朝鮮当局が戦略兵器の備蓄がすでに整っていることを示そうとしている可能性があると分析している。