イランがホルムズ海峡を封鎖する中、中国共産党(中共)は世論を操作し「中国の船は自由に行き来できる」と豪語してきた。しかし、中国の海運会社が取材に対し、自社の船舶8隻がペルシャ湾に足止めされている事実を認めた。
3月21日、中遠海運(COSCO)の総経理(社長)は官製メディア「第一財経」のインタビューに応じ、同社傘下の8隻の船舶が19日間にわたってペルシャ湾に足止めされていることを明らかにした。その上で、船内の「物資は十分にある」などと強調した。
これに対し、SNS上ではネットユーザーからの皮肉が相次いでいる。
「中国の貨物船なら通してくれるんじゃなかったのか?」「それを自慢げに話すのか?」「邪悪な共産党の嘘が暴かれたな。これまでは国民に対し、中国船だけは通過できると宣伝していたのに、なぜ今になって話が変わるんだ」「(映画『戦狼』の主人公)呉京の旗を掲げても通れないのか?」「中国がイランに売った兵器がおもちゃだったからじゃないのか」「問題は船全体の貨物を運び出せないことだ。荷主と買い手の損失は甚大だろう」。
実際、イランでの戦火が拡大して以降、海峡の通過に成功した中国船はごく一部に過ぎない。大部分の船は依然としてペルシャ湾への停泊を余儀なくされており、リスクを冒しての通過を控えているのが現状だ。
これまでも足止めされている中国人乗組員が、中国のSNS上で次々と内情を暴露してきたが、その多くは削除されるか閲覧制限をかけられてきた。
19日、ある乗組員は周囲に約200隻の船舶がいかりを下ろして停泊していると暴露した。この乗組員は、自身の商船が受信したイラン革命防衛隊からの警告音声も公開している。そこには「国籍や船名にかかわらず、すべての船舶の海峡通過を禁ずる」という脅迫的な内容が含まれていた。
また、複数のメディアの報道によると、3月12日未明には、ホルムズ海峡付近を航行していた中国籍のコンテナ船が攻撃を受け、火災が発生している。
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