元英首相「欧州にもトランプ式革命が必要」 グローバリズムへの対抗呼びかけ

2026/03/30
更新: 2026/03/30

4日間にわたって開催された保守政治行動会議(CPAC)は3月28日に閉幕した。2日目の特別討論では、ポーランドと英国の元首相が登壇し、欧州がグローバリズムに対抗し、不法移民の流入を食い止めるためには「トランプ式の革命」が必要だと訴えた。彼らは、「移民の波によって欧州はもはやかつての姿を失いつつある」と警鐘を鳴らした。

リズ・トラス元英首相は、「私たちは、少なくとも過去40年間にわたり権力の座にあったエリート層を抱えている。彼らは根本的に西洋文明を好まず、破壊しようとしている」と指摘。「さらにグローバリズム運動が広がり、彼らは大学、大手メディア、企業、官僚機構など、あらゆる機関を掌握することに成功した」と述べた。

CPACは、毎年米国で開催される最大規模の保守派政治イベント。トラス氏は壇上で、グローバリズムによる影響の深刻さを強調し、「英国や欧州のエリート層は国境の開放を進め、西洋文明を破壊しようとしている」と批判した。

また、「グローバリストたちは不法移民やトランスジェンダーを支持し、家庭の価値を軽視している」と指摘し、「多くの英国の国民はそれを望んでいない。彼らはキリスト教の国に暮らし、家と車を所有し、自由を享受したいと願っている」と語った。

トラス氏は、「英国はいま、グローバリストと戦うために米国の支援を必要としている。そうでなければ、この問題は間もなく米国にも及ぶでだろう」と訴えた。

そのうえで、「私はいま、トランプ式の革命を起こすことを呼びかける。これこそが私たち英国に、また欧州に必要なことだ」と語った。

ポーランドのマテウシュ・モラヴィエツキ元首相も登壇し、「ポーランドが不法移民の流入を阻止できたのは、トランプ大統領の戦略を参考にしたからだ」と述べた。

さらに、「欧州と米国は共通のキリスト教的伝統と西洋文化を有しており、グローバリズムの議題に対抗するために協力すべきだ」と語った。