「高速鉄道の車内が蚊だらけ」のニュースが中国SNSでトレンド入りした。
3月31日、香港・西九龍駅を午後2時5分に出発した上海虹橋行きの高速鉄道G386便で、車内に蚊が大量発生するトラブルが起きた。
1号車から16号車まで広い範囲で蚊が飛び回り、乗客は座っても立っても、どこにいても次々とまとわりつかれる状態に。手で払い続けても追いつかず、車内は終始「蚊との戦い」となった。約8時間半の移動の中で休むこともできず、疲労と不快感が積み重なったという声が出ている。
なかには、耐えきれず途中で列車を降り、別の交通手段に切り替える乗客も現れた。本来は快適な移動空間であるはずの高速鉄道が、逃げ場のない苦痛の場となった。
乗務員は状況を報告し、乗客への説明や落ち着かせる対応は行ったものの、具体的な駆除対策はほとんど取らなかった。
原因について、運行会社は「気温の上昇や湿度の影響で蚊が増えた」と説明している。一方で、現場の乗務員は「点検時に窓を一晩中開けたままにしてしまったからではないか」と話しており、説明は食い違っている。
SNS上では「高額な運賃を払ってこの環境はおかしい」と不満が相次いだ。
一見すると小さなトラブルにも見えるが、車内環境の管理や点検体制に疑問を投げかける出来事となった。快適さを売りにしてきた高速鉄道の信頼が問われている。
今回に限らず、中国の高速鉄道では、架線トラブルや停電、車内での長時間足止めといった問題も報じられている。
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