中国 「また社会報復か」疑念広がる

また車が人混みに突入 当局は「事故」ネットでは「社会報復」疑う声

2026/05/18
更新: 2026/05/18

中国・河南省で、車が交差点など人ごみや車列に突っ込む事件が立て続けに発生した。現地では「また社会への報復型事件ではないか」と不安が広がっている。

5月13日夜、信陽(しんよう)市では、白い車が赤信号を無視し、猛スピードで交差点へ突入。歩行者や電動バイクを次々とはねた。悲惨な現場映像がネット上に拡散しており、「4人がその場で死亡した」との情報も流れている。一方、公式では「1人死亡、5人負傷」としている。

さらに15日には、洛陽(らくよう)市でも、突然加速した車が猛スピードで人混みや車列に突っ込む事件が発生した。公式発表では「1人死亡、2人負傷」。

 

車が歩行者や車両に突っ込み、多数の死傷者が出た現場。2026年5月15日、中国・河南省洛陽市(ネット映像より)

 

当局は、いずれも「交通事故」と説明。信陽の事件については「飲酒運転」と発表した。ただ、公式発表には現場映像と食い違う点も多く、実際の被害状況は今もはっきりしていない。

こうした公式の『事故説』について、ネット上では『どう見ても故意だ』『また社会報復ではないか』と疑う声が圧倒的に広がっている。

中国では近年、車などを使った無関係な通行人への無差別突入事件が各地で相次いでいるが、たいていは「交通事故」として処理され、詳細はほとんど明かされない。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!