トゥルシー・ギャバード氏は、夫が最近がんと診断されたことを理由に、国家情報長官の職を辞任する見通しである。
「不本意ながら、2026年6月30日付で辞表を提出せざるを得ない。夫のエイブラハムが最近、極めて稀な骨がんと診断された」とギャバード長官は5月22日、トランプ米大統領に宛てた書簡の中で述べ、その内容をXに投稿した。
「彼は今後数週間から数ヶ月の間に、大きな試練に直面することになる。現時点において、私は公務から離れ、彼の傍に寄り添い、この闘病生活を全面的に支えなければならない」
ギャバード氏と夫のエイブラハム・ウィルソン氏は結婚して11年になる。彼女は、東アフリカへの軍事派遣や複数の政治選挙活動において、夫が自身を支えてくれたことに感謝を示した。
「彼の強さと愛が、あらゆる試練において私を支えてくれた」と彼女は綴っている。「多忙を極めるこの職務を続けながら、彼を一人で病と闘わせるわけにはいかない」
トランプ大統領はギャバード長官の辞任を受け入れ、情報コミュニティを率いた彼女の功績に感謝するとともに、ウィルソン氏の早期回復を祈る旨を「トゥルース・ソーシャル」の投稿で表明した。
「彼がすぐにこれまで以上に元気になることを確信している」とトランプは書き込んだ。「トゥルシーは素晴らしい仕事をしてくれた。彼女がいなくなるのは寂しい限りだ」
大統領はまた、ギャバード長官の退任後、アーロン・ルーカス国家情報首席副長官が国家情報長官代行に就任することも発表した。
ギャバード氏は辞表の中で、自身のオフィスが「かつてない透明性を推進し、情報コミュニティへの信頼を回復すること」に前進をもたらしたと述べた。
「まだやるべき重要な仕事が残されていることは認識している。大統領とそのチームが、指導力や勢いを失うことなく移行できるよう、今後数週間にわたり円滑かつ徹底的な引き継ぎを行うことを固く約束する」
ギャバード長官は、クリスティ・ノーム国土安全保障長官、パム・ボンディ司法長官、ロリ・チャベス=デレマー労働長官に続き、今年トランプ政権を去る4人目の閣僚級高官となる。
また、3月にはジョー・ケント氏も、イランとの武力衝突に突入するというトランプ大統領の決定への反対を理由に、国家テロ対策センター(NCTC)の局長を辞任している。
なお、国家テロ対策センターは国家情報長官室(ODNI)の構成機関である。
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