米国のトランプ大統領が先ごろ北京を訪問した際、中国共産党の習近平との間で非公開の首脳会談が行われた。日本メディアが報道で明らかにしたところによると、習近平は会談中、台湾の頼清徳総統と日本の高市早苗首相をそれぞれ名指しで批判したが、トランプ大統領はその場で反論したという。
5月24日付の読売新聞の報道によると、複数の日本政府高官が5月14日の米中首脳会談における衝撃的な内幕を明かした。習近平は会談でトランプ大統領の面前において意図的に日本と台湾に矛先を向け、高市早苗と頼清徳の両名を直接名指しして「地域の平和を脅かしている」と批判した。
報道によれば、習近平の狙いは高市早苗と頼清徳を非難することで日米同盟の亀裂を引き起こすことにあったとみられる。習近平はトランプ大統領に対し、この両名を絶対に支持しないよう要求した。
しかしトランプ大統領はこうした要求に同調するどころか、習近平の目の前で高市早苗を直接称賛してみせたという。
15日、トランプ大統領は北京訪問を終えた後、帰国途中のエアフォースワン機内から高市早苗首相に直接電話した。外交筋はこの電話が今回の米中首脳会談の内容と関連しているとみている。高市首相はその後、メディアに対してトランプ大統領から多大な支持を受けたことへの深い感謝の意を述べたが、通話の具体的な内容については明らかにしなかった。
日本政府高官の一人は、トランプ大統領が習近平の前で高市首相を擁護したことは、高市首相への絶大な信頼を示すと同時に、中国共産党当局に対して日米の結束を直接アピールするものだったと述べた。
報道はさらに、習近平が米中首脳会談の場で日本の首相への不満を公然と表明したことで、日本政府は日中首脳会談が近い将来実現する可能性は低いとの見方を強めており、今後の日中関係の展望を楽観視していないと分析した。今年中にはさらに3回の米中首脳会談が予定されており、日本政府は引き続き米国と緊密に協調しながら対中外交戦略を検討していく方針だという。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。