「本当の失業者は、いったい何人いるのだろうか」
6月16日、そんな率直な疑問が中国の主要SNS・ウェイボー(微博)で大きな話題となった。
きっかけは、中国国家統計局が発表した5月の都市部調査失業率だ。政府は5.1%と発表し、前月より0.1ポイント改善したとしている。
しかし、多くの人が「実感とは違う」と思ったようだ。
SNSには、「半年以上仕事がない」「失業したうえ借金も抱えている」「家族全員が2年以上無職だ」など、悲鳴のような投稿があふれた。世代を問わず、仕事が見つからない人が増えている実態が浮かび上がる。
こうした切実な声が相次ぐなか、人々の間に広がる不安は、やがて一つの疑問へと集約されていった。同日夜には、「本当の失業者は今どれくらいいるのか知りたい」というハッシュタグがウェイボーの検索ランキング上位に浮上した。
一方で、「こんな敏感な話題がなぜトレンド入りしているのか」「私が何か書くとすぐ削除されるのに」「どうせすぐ消されるだろう」といった声も目立った。その話題がなぜ削除されずに残っているのかまで勘ぐる空気も広がっている。
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