アメリカとイランの代表団は7月1日、カタールの首都ドーハで間接協議を行い、協議を終えた。カタール外務省は、今回の協議について「前向きな進展があった」としたうえで、イランの前最高指導者ハメネイ師の葬儀後に協議を再開することで双方が一致したと発表した。
米イラン協議では、カタールとパキスタンが仲介役を担っている。カタール外務省の報道官、マジェド・アル=アンサリ氏は1日、SNSのXで「カタールとパキスタンは仲介者として、ドーハでアメリカとイラン双方の代表団とそれぞれ会談し、一連の協議を終えた」と説明した。
また、「イスラマバード覚書」に関連する議題についても前向きな進展があったとしている。
さらにアンサリ報道官は、今回の進展は、これまでスイスのルツェルン湖畔で行われてきた協議の成果を踏まえたものだと述べた。
そのうえで、「関係国は今後も協議を継続することで一致しており、次回の会談はハメネイ師の葬儀後、できるだけ早く開催される見通しだ」としている。
アメリカとイスラエルは2月28日、イランに対する共同作戦を実施し、当時の最高指導者ハメネイ師のほか、数十人の高官を殺害した。これを受け、イランはハメネイ師の葬儀を7月4日から9日まで行うとしている。
6月17日には、アメリカのトランプ大統領とイランのペゼシュキアン大統領がそれぞれ覚書に署名し、最終合意を目指す60日間の交渉期間に入った。
7月1日午前、トランプ大統領はアンドリュース統合基地で記者団に対し、イランとの非核化交渉は順調に進んでいるとの認識を示した。また、ヴァンス副大統領も同日、ドーハでの協議について順調に進展していると述べた。
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