米企業から「脱中国」の動き 貿易戦争の影響で=米メディア

米中貿易戦争の影響で、米国ファッション・ブランド企業らの「チャイナシフトアウト(中国離脱)」現象が現れている。米ブルームバーグ通信は20日、コスト削減のために中国行きを選んだ企業らが関税のないカンボジアなど東南アジアに生産拠点を広げていると報道した。
2018/08/21

中国当局、タリバンと頻繁に接触=英紙

英メディアはこのほど、中国当局がアフガニスタンの国際テロ組織タリバンの幹部と頻繁に接触し、中国国内に招いたこともあると報道した。専門家は、中国当局が国際テロ組織と独裁政権をバックアップしているのを改めて浮き彫りにしたと指摘した。今後、アフガニスタン情勢をめぐって中国側がタリバンを通じて、トランプ米政権をけん制していく可能性も浮上した。
2018/08/21

米中間選挙、中国、イラン、北朝鮮からの干渉を防止する=ボルトン安全保障担当

米国政府は2018年中期選挙に向けて、干渉が予想される中国、イラン、北朝鮮からの影響を防止する措置を取る。ジョン・ボルトン安全保障担当大統領補佐官は19日にテレビ番組の取材で語った。
2018/08/20

LED知的財産の窃盗で、中国の技術者に70億円の賠償を請求=米裁判

米国の照明企業が中国の技術研究者の元社員と中国企業CEOを相手取る民事訴訟で、カリフォルニア州の裁判所は、知的財産を不正に盗んだことによる損害賠償として6600万ドル(約70億円)の支払いを命じた。
2018/08/20

一帯一路でスパイ活動が活発に 米セキュリティ会社が報告

米セキュリティ会社の調査報告によると、中国共産党政府は、世界規模の経済圏構想「一帯一路」を利用して、スパイ活動を拡大させているという。
2018/08/19

安泰な時にこそ危難を思う

中国五千年の長い歴史の中で中国が最も輝きを放った時代のひとつとされる「唐」時代。中でも唐の太宗の治世は「貞観の治」と呼ばれ、後世、政治の理想とされてきた。
2018/08/18

法輪功迫害は「コールド・ジェノサイド」カナダの学者が研究論文を発表

ジェノサイドを研究する大量虐殺研究者国際協会(IAGS)が刊行する学術誌、「ジェノサイドに関する研究および防止(Genocide Studies and Prevention)」にはこのほど、中国当局による気功グループ、法輪功への弾圧は、人々に察知されにくいコールド・ジェノサイド(cold genocide)にあたるとの研究論文が掲載された。
2018/08/18

米の台湾チェーン店に中国から「悪質ないじめ」 蔡英文総統の入店で

中南米歴訪中の台湾蔡英文総統は、経由地米ロサンゼルスにある台湾系コーヒーチェーン「85℃」に立ち寄ったところ、中国のネットユーザーは同チェーンが「台湾独立派企業」だと批判し、不買運動を呼びかけている。
2018/08/17

米上院議員の重鎮、補佐官は中国スパイ 江沢民氏と深い繋がり

米民主党の重鎮議員の補佐官を20年務めた中国系米国人が、中国政府のスパイであったことが最近、米メディアにより明らかになった。議員は5年前、FBIから事務所内の中国諜報工作を警告を受けて、このスパイを退職させている。
2018/08/17

<南シナ海>「立ち去れ」米軍機に中国が警告 米軍「合法活動だ」

係争地域である南シナ海を飛行していた米軍偵察機は10日、中国が軍事拠点化する人工島付近で「中国領土だ、直ちに立ち去るように」と警告を受けていた問題で、米軍は「我々は国際法に基づき航行する」と主張した。
2018/08/14

創業と守成はどちらが困難か?

中国五千年の長い歴史の中で中国が最も輝きを放った時代のひとつとされる「唐」時代。中でも唐の太宗の治世は「貞観の治」と呼ばれ、後世、政治の理想とされてきた。
2018/08/13

肺の臓器移植は中国2位 中日友好医院へ加藤厚労相と日本人WHO幹部が視察

2018年6月末から7月初旬、スペインのマドリードで開催された国際移植学会で、イスタンブール宣言の順守状況をみる評議会が開かれた。関係者の取材で、評議会議長に対して、日本移植学会の江川裕人・理事長は「(中国移植渡航にかかわる問題は)一切知らない」「一部の個人やメディアは状況を誤解している」と伝えていたことがわかった。
2018/08/13

不正ワクチン、有毒粉ミルク…後を絶たない不正問題、なぜ?

中国の不正ワクチン問題をめぐって、市民の怒りは収まっていない。7月30日、接種後の後遺症に苦しむ子供らの親が北京で抗議デモを行い、メーカーの刑事責任を厳しく追及するよう求めた。当局はデモを鎮圧、不正ワクチンについての報道規制・ネット規制を始めた。一部の被害者は大紀元に取材を依頼した。
2018/08/11

格安の中国製「防犯カメラ」にバックドア 検査なくネット通販で世界に輸出

中国メーカー電子機器のバックドア問題が通信機器だけでなく、全国各地の街、建物に設置された防犯カメラに広がっている。「格安」を掲げた中国の映像セキュリティ企業がグローバル市場を蚕食している中、バックドアセキュリティが検証されていない中国製防犯カメラが急増している。バックドアの存在は、単なる映像情報の問題を超え、企業・国家機密の漏洩にも悪用される可能性が高い。
2018/08/09

ファーウェイ 米市場から撤退を計画か、1200人雇用も「業務はない」

海外メディアによると、国家安全保障上などの理由で、トランプ米政権に厳しく規制された中国通信大手、華為技術(ファーウェイ)は米市場からの事業撤退を計画している。これに対して、ファーウェイ側は米国国内で「業務がないため、撤退などと言えない」と示し、実質上の撤退を認めた。
2018/08/08

米政府、南北の「終戦宣言」要請を拒否 「米国の優先順位は非核化」

北朝鮮は今月3日と4日に渡ってシンガポールで開かれた第25回ASEAN地域フォーラム(ARF)閣僚会合で、米国側に北朝鮮制裁の緩和と終戦宣言を要求した。しかし、米国は非核化が先に行われない限り制裁継続を主張し、北朝鮮の核問題における米朝間の食い違いが鮮明になった。米政府は、韓国側閣僚との非公開会談でもこのような考えを力説したと伝えられている。米韓朝の意見違いが解決されないまま交渉が続くと、韓国政府の主張する「年内終戦宣言」が米韓関係を悪化させるという懸念も出ている。
2018/08/08

中国共産党序列5位の王滬寧氏 1カ月姿を見せず、プロパガンダの失敗と関係か

中国最高指導部の1人である王滬寧氏が、約1カ月公の場に現れていないことに対して国内外から注目が集まった。王氏は党内序列5位で、イデオロギー・プロパガンダを担当する。一部のメディアによると、最高指導部は王氏を自宅軟禁し、政策の失敗を反省させている。
2018/08/07

新疆、大量拘束で「空っぽ」になる村 300万人以上に「再教育」か=人権団体

中国共産党政府は、北西部の新疆ウイグル自治区で民族同化政策をますます強めている。海外にある人権監視組織は8月3日、同地域では300万人が施設に強制収容されたり短期の思想転向のための講習を受けているとの調査結果を報告した。
2018/08/07

中国有名寺院の高僧が女性出家人に性的暴行の疑い

中国ではこのほど、2人の仏教僧侶が、北京市にある古刹、龍泉寺の住職が女性出家弟子数人に対して性的暴行をしたと告発した。
2018/08/04

アフリカ豚コレラ、中国で初めて発生 47頭死亡

日本の農林水産省によると8月3日、中国遼寧省瀋陽市にある養豚場で、アフリカ豚コレラによる発生が確認された。これまで東ヨーロッパなどで発生例が報告されていたが、日本の隣国である中国では今回が初めて。
2018/08/03

中国、経済安定化に向け財政出動を拡大も、株価下落

習近平国家主席が7月31日に主宰した党中央政治局会議では、今年下半期の中国マクロ経済政策について話し合いが行われた。当局は、「雇用の安定化、金融の安定化、貿易の安定化、外資企業の安定化(外資企業の撤退を防ぐ)、投資の安定化と、経済の見通しを安定させる」「外資企業の中国での合法権益を守る」とのスローガンを掲げ、緩和的な金融政策と積極的な財政政策を実施する方針を示した。
2018/08/03

比シンクタンク、「中国に利用された」 約束の投資が実行されず

中国から約束された240億ドルの投資はほとんど実行されていないことに、フィリピンの人々はドゥテルテ大統領への怒りを募らせているという。
2018/08/02

グーグルが中国検閲版の検索エンジン開発 「企業理念に反する」関係者がリーク

検索大手グーグル(Google)は、中国進出のために、共産党の検閲キーワードである人権、民主、信仰、平和的抗議などを表出させない、情報統制版検索エンジンを立ち上げる予定だという。プロジェクト関係者がリークした内部資料を新興メディアが報じた。
2018/08/02

ロシア最先端S-400ミサイル、予定大幅遅れて中国に納品 意図的か

ロシア当局はこのほど、中国側がロシア製の最新鋭地対空ミサイルシステムS-400を受け取り、すでに検収手続きを完了させたと公表した。
2018/08/01

「中国根本の問題、善悪の判断だ」法輪功裁判に臨む弁護士たち

「世界最大の人権問題を抱える国は中国であり、しかも中国最大の人権問題は法輪功だ」。中国の弁護士・謝燕氏と謝楊氏は公開書簡につづった。両者は中国で、拘束されたカナダ籍の法輪功学習者の裁判を担当している。
2018/07/31

拘束人権弁護士の妻、訪中した英外相と面会

中国を初公式訪問している英ジェレミー・ハント外相と在中英国大使は7月30日、中国当局が2015年に一斉拘束した弁護士たちの妻と面会した。妻たちは外相らに「3年間の失踪と今の状況を詳しく説明した」とSNSで報告している。
2018/07/31

米、中国人研究者の入国ビザを不発給 技術漏えいを警戒

今月15から16日にかけて、米国カリフォルニア州で開催された宇宙科学分野の国際学術会議、第42回「宇宙空間研究委員会(COSPAR)」に中国学者代表団が出席できなかった。米政府は6月に、中国人留学や研究者に対する入国査証(ビザ)の発給を規制し始めた。中国人「学術スパイ」による中国側への技術流出を強く警戒することが背景にあるとみられる。
2018/07/28

村上春樹さんの「騎士団長殺し」香港「わいせつ図書」と認定 市民が反発

村上春樹さんの長編小説「騎士団長殺し」は香港で「わいせつな性描写がある」として、18歳未満への販売を禁止された。この決定に対して、21団体の市民2100人は「香港に恥をかかせた」と非難、撤回を求める署名活動を展開している。
2018/07/27

米EU、「敵」から一転 貿易戦回避へ 中国は苦境

トランプ米大統領は25日、訪米中の欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会のユンケル委員長と米EU間の貿易をめぐって協議を行った。両首脳は、今後自動車を除く工業製品に対する「貿易障壁撤廃、ゼロ関税、ゼロ政府補助金」へ向けて取り込むことで合意した。また、EU側が今後米国産大豆や液化天然ガス(LNG)などの輸入を拡大する方針を示した。
2018/07/27

<台湾表記>44の航空会社が変更 都市名のみの表示も 対応に腐心

中国当局が、中国に離着便をもつ44の国際航空会社に、台湾の表記を7月25日までに変更するよう求めた問題で、すべての航空会社がこれに合わせて変更していたことが明らかになった。
2018/07/27