毎朝ジョギングを欠かさない近所のお年寄りに「お元気ですね」と声をかけ、しょんぼりしている友人を「元気出せよ」と励まします。普段何気なく使っているこのことば、よくよく考えてみると何とも不思議なことばです。
「じゃんけん」の語源は未だよくわかっていませんが、代表的なものに「両拳」説があります。
中国で古くから行われてきた酒席の遊びに、二人が互いに出す指の数を予想して言い当てる『猜拳』(さいけん)と言うのがあり、江戸時代に長崎に伝来しました。その『猜拳』でチョキを表すものを「両拳(りゃんけん)」と言い、それが訛って「じゃんけん」になったというのです。
ハーバード大学は2022年から、同大の中国語夏季集中講義の提携先を北京語言大学(BLCU)から台湾大学に変更すると明かした。
2021/10/14
韓国では22年の全国の国公立中学、高校の教員採用で、中国語担当が0人となった。1人も含まれていないのは24年ぶりのことだという。最近韓国内で若者を中心に広がっている中国への反感が原因とされている。
2021/09/08
中国語は、どこで、どのように学ぶか考慮したほうがいいでしょう。
2021/04/24
米国のマシュー・ポッティンジャー大統領副補佐官は、民主主義国家は中国共産党の行動を警戒し、ニセ情報の流布や西欧の民主制度への侵害を防がなければならないと主張した。ポッティンジャー氏は、中国共産党の統一戦線は、世界各地で静かに展開されており、潜在的な移民化によって西洋思想と民主主義制度を変えようとしていると強調した。
2020/10/26
仏教では、自己に執着する自我意識から起こる心や、人を侮る思い上がりの心を「慢」と呼びました。(現代日本語の「慢心」「傲慢」にその名残りが見られます。)そして、それをさらに「慢、過慢、慢過慢、我慢、増上慢、卑慢、邪慢」の七つに分けて「七慢」と呼び、「我慢」はその一つです。『正法眼蔵・仏性』に次のような例が見られます。「汝仏性を見んとおもはば、先づすべからく我慢を除くべし」。
2020/04/03
「出世街道まっしぐら」「出世コース」。世のお父さんがたがこのことばに駆り立てられるようにして、日々会社のため、家族のために頑張っていたのも昔のこと。今は、出世なんてとんでもない、会社が潰れないだけでありがたいということでしょうか。「出世」ということばをトンと耳にしなくなりました。
2020/04/03
「親切」の「親」は本来「身近に接する」ということで、「切」は「刃物をぴったりと切り口に当てる」ということ。そこから、「思い入れが深く切実だ」という意味で使われるようになりました。それは日本語も同じで、日本語では「深切」という字が当てられることもあったことからも伺えます。
2020/03/11
いまや小学校では1年生から英語教育を導入している日本ですが、現在、流ちょうに外国語を話せる日本人というのは決して多くはないでしょう。言語や文化の異なる人々との交流が多い欧州では、3カ国語以上を話せる人は珍しくありません。このたび、32カ国の言葉を理解できるというギリシャ人の通訳官アイオニス・イコノモウ(Ioannis Ikonomou)さんが、その多言語取得能力のコツについて話しています。
2020/03/08
緊急時の連絡に電報が活躍していたころのこと。息子が 「カネオクレタノム」 と打ってきました。知ってか知らずか、父親は 「それはよかった」 と返事をしました。 「金をくれた。飲む」 と読んだのです。 「金送れ。頼む」 のつもりだった息子はさぞかし困ったことでしょう。
2019/03/04
『人無遠慮、必有近憂』(人、遠慮無ければ、必ず近き憂い有り)。これは『論語』の一節ですが、「人は控えめにしなければ、~」などと読んではいけません。「先々のことをよく考えておかないと、必ず近々心配事が起きる」ということで、ここの『遠慮』は、「遠き慮(おもんばか)り」という意味です。
2019/02/28
前回このコーナーで扱った『元気』が本来、「万物が生まれ育つ根本となる精気」、つまり「元の気」のことだったのと同じく、『人気』も「人の気」、つまり「人の生気」だとか「人の気配」の意味で使われてきました。ところが、つい最近になって、『人気』が「人気」の意味を持つようになったのです。
2019/02/27
毎朝ジョギングを欠かさない近所のお年寄りに「お元気ですね」と声をかけ、しょんぼりしている友人を「元気出せよ」と励まします。普段何気なく使っているこのことば、よくよく考えてみると何とも不思議なことばです。
2019/02/25
中国で古くから行われてきた酒席の遊びに、二人が互いに出す指の数を予想して言い当てる『猜拳』と言うのがあり、江戸時代に長崎に伝来しました。その『猜拳』でチョキを表すものを「両拳(りゃんけん)」と言い、それが訛って「じゃんけん」になったというのです。長崎方言では、「りんご」→「じんご」、「りょうしん」→「じょうしん」のように、「り」が「じ」に変化することがあるということからすれば、この「両拳」説はかなり説得力があります。
2019/02/22
この“湯婆子”は中国語で“tangpozi、タンポーズ”と読まれます。なんか「たんぽ」に似ていませんか?そうです。「たんぽ」とは中国語の“湯婆(子)”のことで、つまり「湯たんぽ」=「湯湯婆」なのです。「湯」がダブっているのは、「顔を真っ赤に赤面した」と同じようなもので、ご愛嬌。
2019/02/19
現代の空手の源流は、琉球で行われていた「唐手」だそうです。「手」とはもちろん、第一義的には手首から先の部分を指すのですが、琉球では「手(ティー)」として「武術」の意味でも使われました。現代日本語で、相撲の「決まり手」とか将棋の「次の一手」というように、「手」が手を使って行う手段やわざのことも指しうるということからも、「手」の「武術」義は納得できます。
2019/02/15
「銭湯」ということばは、中国人が見たらきっと、スープ屋さんと勘違いすることでしょう。暖簾に「亀の湯」なんて書いてあったら、なおさらです。だって、中国語で『湯』は「スープ」のことなんですから。
2019/02/13
日本語では、「顔色」は文字通り「顔の色」です。それが、「顔色をうかがう」のように、「顔の表情」を指すことがありますが、本来の「顔の色」義の延長線上にあるのは十分理解できます。「顔色(がんしょく)を失う」のように、「顔色」を「がんしょく」と読ませることがありますが、意味は同じです。
2019/02/11
中国が大国として存在感を増しつつある中、中国語への関心も世界で高まっている。約14億の人口を抱える中国市場に野心を見出すビジネスマンにとって、中国語学習は必須と言っても過言ではないだろう。ある推計によると、中国語を学ぶアメリカ人学生の数は、2015年の20万人から2018年の40万人に倍増したという。
2019/02/10
「出世街道まっしぐら」「出世コース」。世のお父さんがたがこのことばに駆り立てられるようにして、日々会社のため、家族のために頑張っていたのも昔のこと。今は、出世なんてとんでもない、会社が潰れないだけでありがたいということでしょうか。「出世」ということばをトンと耳にしなくなりました。
2019/02/06
仏教では、自己に執着する自我意識から起こる心や、人を侮る思い上がりの心を「慢」と呼びました。(現代日本語の「慢心」「傲慢」にその名残りが見られます。)そして、それをさらに「慢、過慢、慢過慢、我慢、増上慢、卑慢、邪慢」の七つに分けて「七慢」と呼び、「我慢」はその一つです。『正法眼蔵・仏性』に次のような例が見られます。「汝仏性を見んとおもはば、先づすべからく我慢を除くべし」。
2019/02/03
中国の周の制度では、男子は背丈が一丈に達してはじめて成人と認められたことから、古くには一人前の男子を『丈夫』と呼び、それが更には、「勇気ある立派な男子」をも指すようになりました。そして、その『丈夫』をほめる意味で、頭に『大』の字を冠して『大丈夫』ということばが生まれ、現代でも『大丈夫敢做敢当』(男子たる者、思い切ってやり潔く責任をとる)のように使われます。
2019/01/30
「親切」の「親」は本来「身近に接する」ということで、「切」は「刃物をぴったりと切り口に当てる」ということ。そこから、「思い入れが深く切実だ」という意味で使われるようになりました。それは日本語も同じで、日本語では「深切」という字が当てられることもあったことからも伺えます。
2019/01/27
中国語の“輩”は本来、順序を表し、“先輩”とは「先に来た人」、“後輩”とは「後から来た人」を指しました。それが、学問、技芸、年齢などいろいろな点で自分より上の者を“先輩”、下の者を“後輩”と呼ぶようになり、そのうち、「世代」が自分より上の者、下の者を呼ぶ場合に限定され、現代中国語に引き継がれています。ですから、日本で同世代の高校生同士が「先輩」「後輩」の関係にあることは、中国人には理解しがたいのです。
2019/01/23
いまや小学校では1年生から英語教育を導入している日本ですが、現在、流ちょうに外国語を話せる日本人というのは決して多くはないでしょう。言語や文化の異なる人々との交流が多い欧州では、3カ国語以上を話せる人は珍しくありません。このたび、32カ国の言葉を理解できるというギリシャ人の通訳官アイオニス・イコノモウ(Ioannis Ikonomou)さんが、その多言語取得能力のコツについて話しています。
2017/03/27
中国語を学ぶために、最近は海外へ留学し、現地で生の体験を通じて語学をマスターしようという人が増えてきています。中国語を話す国は中華人民共和国、中華民国(以後、台湾)、シンガポール、香港など何カ国かありますが、実際どの学校にしようか迷ってしまいますよね。そんなあなたにオススメなのが台湾です。
2016/11/15
【大紀元日本9月5日】オーストラリアの男子大学生ベン•マクマホン(Ben McMahon)さん(22)は2年前、大きな交通事故に遭い、一週間以上続いた昏睡状態から意識が戻ると、なんと流暢な
2014/09/05
【大紀元日本5月13日】中国経済及び政治の影響力が強まるに連れて、中国語に興味を持つインド人も増えつつある。インド政府は現在、将来的な中国との経済関係を見越して、国内の高校の授業に中国語講座を設ける
2011/05/13
【大紀元日本6月28日】 第二單元【原文】 音声: 父母呼,應勿緩; Fùmǔ hū,yìng wù huǎn; 父母命,行
2009/06/29