30代のニキビ対策方法と中医学の視点 (下)

大人の吹き出物はニキビとは別のものです。中医学は「ニキビは10代の体熱や胃腸湿熱によるもので、黄連などの清熱漢方薬を飲めば改善する」と考えています。吹き出物「肝気の滞り」や「肺熱」が原因なので、黄連などの清熱薬を飲んでも効果がないばかりか、かえって体を痛めてしまいます。

30代のニキビ対策方法と中医学の視点 (中)

過食が多い、甘いものを好んで食べる、よく精製でんぷんを食べる、喫煙や飲酒が多い...このような食生活や生活習慣は、肺に熱を生じやすく、肌の状態を悪化させ、乾燥、荒れ、吹き出物ができやすくなることがあります。また、日光を浴びすぎて肌が紫外線にさらされすぎると、肺に熱が生じ、吹き出物が出きます。

30代のニキビ対策方法と中医学の視点 (上)

しかし、思春期から少し離れた30代の大人は、顔中に吹き出物ができて悩むことがあります。顔の頬やあごにできることもあれば、背中や頭皮にできることもあります。うっかり吹き出物をかきむしると、肌がでこぼこになることがあります。多くの女性は、毎月の生理前に顔に大きな吹き出物ができ、生理が終わると自然に治るのです。