米CIA 中共高官らに動画で人材募集 高い反響

2026/01/30
更新: 2026/01/30

米中央情報局(CIA)は今年に入ってから、中国語による3本の動画を公開し、中国の一般市民、中国共産党(中共)の高官、ならびに末端職員を対象とした人材募集を行った。米保守系メディア「ブライトバート・ニュース」はこのほど、CIAが中共政権の関係者や新たな外部協力者の勧誘において、大きな成果を上げていると報じた。

ブライトバート・ニュースによると、CIAは中共政権の関係者および新規協力者の獲得に加え、その他の重要な情報資源の確保においても顕著な成功を収めているという。1月15日に公開した最新の中国語動画は、わずか13日間で再生回数が3325万回を超えた。

動画では、9つのステップを通じて、中国国内から安全にCIAへ連絡を取る方法を詳細に説明している。映像内では、「CIAは中国の実態を知りたいと考えている。我々は、その真実を知り、伝えることのできる人を探している。あなたが持つ情報は、想像以上に価値があるかもしれない」と呼びかけている。

昨年公開された、中共高級幹部向けおよび末端官僚向けの募集動画も注目を集め、それぞれ再生回数は2071万回、1507万回に達した。これらの動画では、中共官僚の心理的葛藤を描いた演出が用いられ、「私は間違ったことはしていない。恐怖の中で生き続けることはできない。祖国に尽くし、家族を守りたいだけだ。もし身に危険が及んだ場合、家族を守れる存在を見つけなければならない」といった台詞が語られている。

中共への抑止は、トランプ大統領およびCIA長官ジョン・ラトクリフ氏が掲げる「アメリカ・ファースト」政策の重要な柱の一つとされる。ラトクリフ氏は、「我々は人材を獲得し、敵対勢力の機密を収集し、トランプ大統領がアメリカ国民の利益となる決断を下せるよう、最良の情報を提供し続けている」と述べている。

関係者によれば、ラトクリフ氏はトランプ氏の第2期政権発足後、諜報分野における「切り札」として存在感を強めているという。

CIAはこの1年間、アメリカ政府が実施した複数の国際的な重要作戦を情報面で支援してきた。これには、ベネズエラのマドゥロ政権に関連する作戦や、昨年夏に行われた、イランの核関連施設を標的としたとされる「ミッドナイト・ハンマー作戦」が含まれる。

さらにCIAは、昨年以降、イランや北朝鮮に対しても協力者の募集を進めており、10月にはペルシャ語および韓国語による動画を公開し、安全な接触方法を案内していた。

新唐人