米国とイランの間の緊張が続いている。2月1日、米海軍の駆逐艦1隻が紅海に進入した。一方、イランは同日から戦略的要衝ホルムズ海峡で「実弾演習」を開始した。
米海軍は現在、中東地域に駆逐艦6隻、空母1隻、沿海域戦闘艦3隻を含む計10隻の軍艦を展開している。2月1日、イスラエルのエイラート港に停泊していた駆逐艦1隻が紅海に入った。
イスラエルは、これは米国とイスラエルの軍事協力の一環だと説明した。
米国は中東での海軍配備を強化している。これに先立ち、ドナルド・トランプ米大統領は、イランが核合意に同意しない場合、または抗議者の殺害をやめない場合、米国は軍事介入を行うと繰り返し警告してきた。
1月31日夜、ドナルド・トランプ米大統領はフロリダへ向かう機内で記者団の取材に応じ、イラン問題について決定を下したかどうかは明らかにしなかった。ドナルド・トランプ米大統領は「もちろん話せないが、非常に強力で大規模な艦艇がその方向に向かっている。双方が受け入れられる解決策を交渉で見いだしてほしい」と述べた。
イランの高級安全当局者のアリ・ラリジャニ氏は1月31日、米国との交渉枠組みの策定を進めていると述べた。
しかし、イランと米国が直接対話を行っていることを示す公的な兆候はなく、86歳の最高指導者アリ・ハメネイ師もこの可能性を繰り返し否定している。
米空母リンカーン打撃群の接近を受け、イランは2月1日から戦略的要衝ホルムズ海峡で2日間の「実弾演習」を実施すると発表した。
アリ・ハメネイ師は同時に、米国が武力行使に踏み切れば全面的な「地域戦争」が勃発すると警告した。
さらにアリ・ハメネイ師は、国内の反政府デモを初めて「クーデター」と位置付けた。外部では、当局がこれを口実に数万人の拘束者に対する大規模な処刑を行うのではないかとの懸念が出ている。ドナルド・トランプ米大統領はこれまで「大規模処刑」を軍事行動のレッドラインと明言しており、イランの動きは戦争の瀬戸際で米国の出方をうかがっていると受け止められている。
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