米軍がベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領を生け捕りにし、イランの最高指導者アリー・ハメネイ師を殺害した後、ドナルド・トランプ米大統領は次の目標を明らかにし、共産主義体制のキューバがすでに終焉に近づいているとの認識を示した。
トランプ米大統領は3月7日、「アメリカの盾(Shield of the Americas)」首脳会議を主宰する中で、キューバは「すでに瀕死の状態にある」と強調し、キューバ問題を解決する意向を示した。
フロリダ州で開催された今回の首脳会議には、ラテンアメリカ12か国の指導者が出席した。この会議は、ラテンアメリカの同盟国と軍事同盟を形成し、麻薬組織や不法移民への対処を進め、中国共産党の地域における影響力を抑制することを目的としている。この首脳会議は、ドナルド・トランプ大統領の中国訪問から数週間後の時期に開催された。
キューバの将来について問われたトランプ大統領は、共産主義体制のキューバがすでに終焉に近づいており、キューバ政府がトランプ大統領およびトランプ大統領のチームと交渉を進めていると述べた。
2026年の最初の2か月間にトランプ大統領は米軍に命じてマドゥロ大統領を生け捕りにさせ、さらにイスラエルと共同でイラン最高指導者アリー・ハメネイ師の斬首作戦を実行した。
トランプ大統領は首脳会議で「ベネズエラで歴史的な変化を実現したように、キューバでもまもなく大きな変化が起きると期待している」と述べた。またキューバには資金も石油もなく、長年にわたり悪い理念と悪い体制の下にあったとキューバがすでに行き詰まっていると説明した。トランプ大統領は、キューバが以前はベネズエラから資金と石油の供給を受けていたが、現在はベネズエラからの資金も石油も得られなくなっていると述べた。
トランプ大統領はさらに、燃料不足のため航空機がキューバ国内に留め置かれ飛行できない状況が発生していると述べ、キューバ政府が米国との交渉を望んでおり、米国のマルコ・ルビオ国務長官、トランプ大統領自身がその他の関係者と交渉を進めていると説明したうえで、キューバとの合意は非常に容易に実現できるとの見方を示した。
トランプ大統領は、共産主義体制のキューバが「生命の最後の時期」にあると強調しつつ、キューバが新しい生命を迎えることになるとも述べた。トランプ大統領は、ルビオ国務長官がキューバとの合意を完成させることになると説明した。一方、トランプ大統領は、当面の米国の重点はイラン問題の解決にあると明言している。
米国は2月28日以降、イランに対して大規模軍事作戦「壮絶な怒り」作戦を開始した。トランプ大統領は、この作戦が数週間続く可能性があると繰り返し述べている。
トランプ政権はここ数週間、キューバ共産党政権がまもなく交代する可能性を示唆しており、先週、キューバ政権が近く「友好的な形で政権交代」される可能性があると述べていた。
トランプ政権がベネズエラのマドゥロ大統領を政権から追放して以来、キューバの行方に注目が集まっている。ルビオ国務長官は1月下旬、米議会でキューバ政権の交代を支持する立場を公に表明「米国は当然ながらキューバ政権の交代を望んでいる。キューバがもはや独裁政権によって統治されなくなれば、米国にとって大きな利益となることは疑いない」と述べた。
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