中国 偽の「証明書」付き

大手通販サイトで100万円で買った銀の延べ棒が偽物 中国

2026/03/19
更新: 2026/03/19

「本物の銀を買ったはずだった」またしても、そんな思い込みが裏切られる出来事が中国で起きた。

2025年以降、銀の価格は上昇を続け、投資目的で銀を買う人が増えている。こうした中、中国メディアの報道によると、広東省に住む夫婦が、大手通販サイトで約100万円分の銀の延べ棒(地金)を購入した。

商品には「純度の高い銀」との表示があり、証明書も付いていたため疑わなかった。しかし、念のため買い取り店で調べてもらったところ、銀はわずか0.16%しか含まれていないことが判明。ほとんどが別の金属だった。

さらに専門機関での検査でも偽物だと判定され、その過程で証明書の発行元も実在しないことが分かった。

夫婦が購入した店舗は、「偽物なら10倍返金」とうたっていた。しかし店はすでに閉店。大手通販サイト「JDドットコム」は、度重なる交渉の末、ようやく購入代金の返金には応じたものの、「偽物なら10倍返金」という表示については対応しなかった。

同様の被害も出ており、有名な通販でも安心できない現実が広がっている。価格上昇を背景に投資目的で購入したものの、実際には偽物だったケースが相次ぎ、十分な補償も受けられないまま、泣き寝入りする例も出ている。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!