中国 来店客7%減

中国 火鍋チェーン大手「海底撈」利益14%減

2026/03/27
更新: 2026/03/27

中国の大手火鍋チェーン店、海底撈(カイテイロウ)で客足の落ち込みが目立っている。手厚い接客サービスで知られ、日本にも出店している。

2025年の最終利益は約810億円(約40億元)で前年比14%減。店に来た客の数も7.5%減少した。売上はわずかに増えたが、利益は14%減となった。

原因は、客数の減少と席の回転率の低下だ。
1人あたりの支出はほぼ変わらないが、来店客が減り、店の回転も鈍くなっている。

さらに、主力の店内飲食の売上は7%減と落ち込んだ。一方で出前や持ち帰りは伸びているが、低価格の注文が中心となっており、値下げ競争も激しく、利益にはつながりにくい。

背景には、中国全体で広がる「外食控え」がある。
景気の先行き不安から節約志向が強まり、外で食べる回数を減らす人が増えている。

中国の大手外食チェーンである海底撈の業績悪化は、飲食業界で過当競争が深刻化している現実を映し出している。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!