先月28日、中国共産党体制内部の複数の関係者が大紀元の取材に対し、現在、当局が米国製兵器の性能を研究していると明らかにした。
関係筋によると、特にイランの戦場に残された、不発の弾薬やミサイルの性能分析に重点が置かれているという。
また、中共内部の軍事アナリストが、ミサイルの飛行データや命中精度、さらに不発弾の内部構造に注目しており、これを通じて誘導システムの作動原理や不発に終わった原因を解明している。
軍関係者に近い人物は、「こうした一次データは平時にはほとんど入手できません。戦場に残された装備は極めて貴重な分析対象です」と指摘し、研究の重要性を強調した。
ただし、別の関係者は、イラン側が重要な技術情報を全面的に開示する可能性は低く、仮に接触があっても協力の範囲は限定的になると述べた。
また、中国に拠点を置く軍事技術アナリストは、ミサイル誘導や精密打撃の分野で米国が依然優位にあり、中共は長年にわたり、その技術格差の縮小を図ってきたと分析している。
アナリストは、次のように述べている。「中共の先端軍事技術は、米国に比べて10〜20年遅れている可能性があります。差が10年以内であれば模倣によって縮小可能ですが、20年近い差があれば、実物に触れても完全な解明は困難です」
さらに、中共とロシアなどのパートナーとの協力には相互不信や制約が伴うとし、イランやロシアが重要な軍事技術を共有する可能性は低いとしている。結局、これらの国々は依然競争関係にあるとしている。
別の関係者は、米国とイランの衝突初期に、中共軍がイラン側と接触し、技術支援の提供に前向きな姿勢を示したと明かした。イランは、スマート機雷や無人機、レーダーシステムなどの装備に関心を示したが、中共側はこれに対して直接的な回答を行っていない。
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