あろうことか、半世紀以上前の文革時代に行われていた「洗脳・宣伝教育」が、21世紀の現代中国で大々的に繰り返されている。
中国共産党を繰り返し批判してきた中国の著名な経済学者・茅于軾(95歳)氏がこのほど、移住先であるカナダのバンクーバーに到着した。
今月3日、広東省肇慶市にある集合住宅の高層階のベランダから、住民によってばらまかれた大量の紙幣が舞い落ちる「事件」が起きた。
中国の料理人として有名であり、料理動画を積極的に発信している王剛氏が、「卵チャーハン」の動画で毛沢東の息子を侮辱したと批判された。
先月27日に急死した中国の李克強前首相に、多くの民衆が花束を手向ける追悼活動が進んだ。しかし今、その花束は一掃され、追悼は禁止されている。
華人圏に広がっているある動画が話題になっている。農村で「毛沢東」に扮した人物が、文革の犠牲者の墓に土下座して謝罪する場面である。
文化大革命の最中、中国を訪れたアメリカ人ジャーナリスト、エドガー・スノーに、毛沢東が「私は『和尚打傘』だ」と語りました。これを、同行の通訳が文字通り「傘をさす和尚」と訳したことから、いつの間にか「破れ傘を手に雨の中を一人行く孤高の僧侶」ということになり、毛沢東は崇高な人物として全世界に伝えられました。