トルコで鳥インフルエンザウイルス、ロシアからの渡り鳥か

2005/10/10
更新: 2005/10/10

【大紀元日本10月10日】トルコ農業部部長は9日、鳥インフルエンザ感染例がトルコで確認されたと発表した。今回の鳥インフルエンザは、トルコでは第1例である、政府は、ウイルスはロシアからの渡り鳥から伝播された可能性が高いと指摘している。BBCが伝えた。

その前に、ルーマニアで鳥インフルエンザ感染が確認されたため、同国の黒海地区では家禽類の大量処分が始まったばかり。

トルコ農業部部長は、「感染地はトルコ西部のある農場。当局はあらゆる措置を実行し、ウイルス拡散の防止に全力を尽くした、すでに状況は安定している」と説明し、今回の感染はH5種だと明かしたが、人間に伝染可能のH5N1型であるかどうかは未確認という。感染家禽類の数量は公表されなかった。

感染の詳細情報はまだ明かされていないが、報道によると、当局は感染が確認された翌日6日に、農場の家禽類をすべて処分し、地区全域を消毒したという。トルコテレビ局は、2000羽の家禽が感染確認されたと報じた。