ドバイの銀行2行が合併合意、湾岸地域最大の銀行誕生へ

2007/07/03
更新: 2007/07/03

アラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ銀行インターナショナル(EBIL.DU: 株価, 企業情報 , レポート)とナショナル・バンク・オブ・ドバイ(NBDD.DU: 株価, 企業情報 , レポート)は2日、資産ベースで湾岸地域最大の銀行の設立を目指し、合併することで合意したと発表した。また、証券取引所に対し、両社株の取引を一時停止するよう求めた。

ドバイ証券取引所の幹部によると、両行の株式の取引は当局との協議後、詳細についての発表が行われるまで停止される。両行のスポークスマンによると、これには15日間の期間を要する可能性があるという。

両行は3月、ドバイ政府の強い要請を受け、急成長する経済の需要に対応することが出来る大規模な銀行を設立するために合併すると表明していた。また、米ゴールドマン・サックス・グループ(GS.N: 株価, 企業情報 , レポート)をアドバイザーに指名していた。

ドバイ政府はエミレーツ銀行の株式76%、ナショナル・バンク・オブ・ドバイの株式14%を保有している。

[ドバイ 2日 ロイター]
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