【大紀元日本4月28日】インド北部ダラムサラにあるチベット亡命政府は27日、首相選出選挙の結果を発表。米ハーバード大学の研究員・ロブサン・センゲ氏(43)が選出された。チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世は、政治的な地位から退く意向を示しており、センゲ氏が政治的権限を引き継ぐ見通しだ。
3月に行われた世界13カ国・有権者8万5千人の亡命チベット人による亡命政府首相選で、センゲ氏は55%を獲得し、他2人の立候補者と差をつけて当選。インド北部ダージリンの出身で、現在は米国に住むセンゲ氏だが、近く新首相としてダラムサラへ入る予定だ。
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