大紀元時報

サウジ皇太子、米国務長官と徹底調査の必要性で一致 記者失踪巡り

2018年10月17日 10時08分

[リヤド/イスタンブール/ワシントン 16日 ロイター] - ポンペオ米国務長官は16日、サウジアラビアのサルマン国王の息子ムハンマド・ビン・サルマン皇太子と会談し、サウジの反政府記者ジャマル・カショギ氏の失踪を巡り徹底調査が重要との見解で一致した。米国務省が声明で明らかにした。

声明は「ポンペオ長官は、カショギ氏失踪を巡るトランプ大統領の懸念と問題究明に向けた意欲をあらためて表明した」とし、皇太子と「問題解明につながる徹底した透明性のある、時宜を得た調査が重要との考えで一致した」ことを明らかにした。

また米国務省は、ポンペオ長官が17日にトルコを訪れ、当局者とカショギ氏失踪について協議すると明らかにした。

一方、トルコのチャヴシュオール外相によると、捜査当局はカショギ氏失踪を巡る捜索を拡大し、イスタンブールにある総領事公邸や車両などの調べを行っているという。

エルドアン大統領は、カショギ氏失踪後に総領事館の一部の壁が塗り直された可能性があると指摘し、毒物などの捜査も行っていると明かした。

トルコ治安筋は、前夜に行った総領事館の捜索で「確度の高い証拠」が得られたとしたが、カショギ氏殺害を決定づける証拠はなかったと述べた。

捜索チームは総領事館の土壌サンプルなどを採取したという。ただ、当局者は失踪から13日が経過しており、証拠収集は難しいと認めた。

トルコ治安筋は、サウジのイスタンブール総領事が16日の公邸捜索前にトルコを離れ、リヤドに戻ったと明かした。

今回の疑惑は、米国や英国、他の西側諸国には難しい問題を投げ掛けている。サウジは世界最大の石油輸出国で、欧米各国にとっては大口の武器売却先であるほか、反イランの立場を取る軍事的な同盟国でもある。

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