[ワシントン 11日 ロイター] – トランプ米大統領は11日、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子について、ジャーナリストのカショギ氏殺害を巡り批判はあるものの、依然支持していると述べた。ロイターのインタビューで語った。
米中央情報局(CIA)は、皇太子がカショギ氏殺害を命じたと結論付け、米上院も大統領に皇太子批判を求めている。
大統領は皇太子が殺害に関与したかどうかについてコメントを拒否。その一方で、殺害事件以降でおそらく最も明確な支持を表明した。
「彼はサウジのリーダーであり、サウジは素晴らしい同盟国だ」と語った。
サウジ支持は皇太子支持ということかとの質問には「現時点では確かにそうだ」と述べた。
サウジの王族の一部には、皇太子の王位継承を妨げようとする動きがある。状況に詳しい関係者の中には、米国とトランプ大統領が決定的な役割を果たす可能性を指摘する声がある。
これについて大統領は「聞いたことがない。全く耳にしていないのでコメントできない。彼が非常に大きな力を持っているということしか聞いていない」と述べた。
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