[ブリュッセル 1日 ロイター] – 欧州連合(EU)加盟各国が来週以降、ベネズエラの「暫定大統領」就任を宣言した野党指導者、フアン・グアイド国会議長の承認に動く見通しとなった。EU外交筋2人が1日、明らかにした。
ただ、他地域の野党指導者が前例として踏襲する可能性を警戒し、EU外相らは今週、新たな選挙が行われるまでの間に限って、グアイド氏を支持することで一致している。
ロイターは、EU外交当局者ら向けの準備文書2種類を入手。それによると、暫定大統領としてグアイド氏「支持を認める」方針だ。
EUは大統領選実施を目指して、10─12カ国の連絡調整(コンタクト)グループを主導することで合意。外交筋によれば、来週モンテビデオで初会合を開く見通しという。EUのモゲリーニ外交安全保障上級代表によると、英国、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、ボリビア、エクアドルなどが参加し、90日以内に成果を出すことを目指す。
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