[シドニー 18日 ロイター] – オーストラリアのモリソン首相は18日、同国の主要政党のコンピューターネットワークを狙ったサイバー攻撃について、おそらく外国政府が関与しているとの認識を示した。
具体的な国名は明らかにしなかった。
同国では5月に総選挙が実施される予定。今月は豪議会のコンピューターネットワークを狙ったサイバー攻撃があったことも明らかになっており、議員はパスワードの変更を指示されている。
首相は議会で「サイバー問題の専門家によると、洗練された国家がこの悪意ある活動に関与している」とし「自由党、労働党、国民党のネットワークも影響を受けたことが明らかになった」と述べた。
首相はどのような情報が狙われたのかは明らかにしなかったが、選挙妨害が行われれた証拠はないと述べた。
アナリストの間では、中国、ロシア、イランの関与を疑う声が出ている。
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