[東京 3日 ロイター] – 安倍晋三首相は3日午前の参議院予算委員会で、新型コロナウイルスの感染拡大による日本経済への影響を見極め、さらなる予算措置について、必要なら躊躇(ちゅうちょ)なく対応していく考えを示した。
浜口誠委員(立憲・国民、新緑風会・社民)の質問に答えた。
安倍首相は、今年度補正予算や来年度予算は日本経済の下振れリスクにすでに対応したものだとの認識を示した上で、「さらに必要かどうかは、日本経済への影響を十分見極めながら、必要なら躊躇なく(対応を)断行する」と述べた。
また、2700億円を超える予備費を活用した緊急対応策を10日をめどにとりまとめる考えを改めて示した。
(石田仁志)
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