カナダのトルドー首相が自主隔離、妻がインフルに似た症状

2020/03/13
更新: 2020/03/13

[オタワ 12日 ロイター] – カナダ政府は12日、トルドー首相の妻、ソフィーさんにインフルエンザのような症状が見られていることを受け、首相が妻とともに自主隔離に入ったことを明らかにした。トルドー首相に症状は出ていないとしている。

トルドー首相は妻の新型コロナウイルス検査の結果が明らかになるまで自宅で仕事を続ける。ソフィーさんはこのほど講演のために訪れていた英国のロンドンから帰国したばかり。11日夜遅くから発熱などの症状が出ていた。症状は軽いとしている。

カナダ政府ではこれまでに閣僚2人がインフルエンザのような症状が出たため、自主隔離に入っている。

11日時点の新型ウイルスの国内感染件数は約100件。1週間で約倍増した。

Reuters
関連特集: 国際