[ワシントン 24日 ロイター] – 米通商代表部(USTR)は24日、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新協定「USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)」が7月1日に発効すると議会に通知したと明らかにした。
当初予定されていたよりも1カ月遅れた発効となる。
USTRのライトハイザー代表は声明で、3カ国すべてが発効に必要な手続きを終えたと説明した。NAFTAが発効してから26年ぶりの改定となる。
自動車メーカーなどの一部の業界は、新型コロナウイルス感染拡大による影響を理由に、発効延期を求めていた。
ライトハイザー代表は、新型コロナの危機とそこからの回復のためには、米国は今まで以上に生産能力と北米での投資を増やすべきだ、と指摘し、USMCAの発効はそうした取り組みにおける重要な成果だと強調した。
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