[ワシントン 29日 ロイター] – 米政府の通商担当当局者は29日、中国は新型コロナウイルス感染拡大にもかかわらず、第1段階の米中通商合意の順守に「極めて」強いコミットメントを示しているとの認識を示した。
当局者は記者団に対し、中国が米国の財とサービスの輸入を拡大させ、合意事項を順守するか、定期的に協議していると表明。米通商代表部(USTR)は知的財産権保護を巡り中国を優先的監視リストに載せ、緊密に注視しているとし、新型ウイルス感染拡大に起因する困難な事態はあったとものの、全般的に中国が第1段階の合意を堅持していることが示されていると述べた。
その上で「第1段階の合意の順守状況を今後も継続的に検証する」とし、「中国側と極めて良好なコンタクトが取れている。中国は引き続き合意事項を順守している」と述べた。
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