米原油先物5%高、一時20ドル台回復 協調減産開始で

2020/05/02
更新: 2020/05/02

[ニューヨーク 1日 ロイター] – 1日の取引で米原油先物が5%上昇。北海ブレント原油先物はこの日小幅安となったものの、いずれも週足では4週間ぶりに上昇して今週の取引を終えた。

石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」が先月合意した日量970万バレルの協調減産は同日から実施された。

清算値は米国原油の指標であるWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)原油先物<CLc1>が0.94ドル(5%)高の1バレル19.78ドル。一時20ドル台を回復する場面もあった。

北海ブレント原油先物7月限<LCOc1>は0.04ドル(0.2%)安の26.44ドル。

週間では北海ブレントが約23%、WTIが約17%それぞれ上昇した。

Reuters
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