米下院司法委、ベゾス氏に証言要請 アマゾン商慣行巡る報道受け

2020/05/02
更新: 2020/05/02

[ワシントン 1日 ロイター] – 米下院司法委員会は1日、アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>の創業者ベゾス最高経営責任者(CEO)に証言するよう要請した。アマゾンがサードパーティー業者のデータを利用し、独自ブランドの商品を開発していたと伝えた米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道を受けた動き。

書簡は同委員会のナドラー委員長を含む共和民主両党の議員が署名。アマゾンの法律顧問が昨年7月、アマゾンが外部業者の機密情報を利用して独自商品を開発をしているとの訴えを宣誓下で否定したことに言及し、「(WSJの)報道が正しければ、アマゾンが下院司法委に報告した商慣行は不正もしくは偽誓の可能性がある」との認識を示した。

その上で「ベゾス氏が司法委で証言することを期待する。証言は任意だが、われわれは必要に応じ強制する権利を有している」とし、召喚状発行の可能性もにじませた。

Reuters
関連特集: 国際