米オハイオ州で建設・製造業が再開 フロリダ州も小売店など営業

2020/05/05
更新: 2020/05/05

[ワシントン 4日 ロイター] – 米オハイオ州で4日、建設や製造業の活動が再開された。新型コロナウイルスの感染防止に向け、労働者はマスクの着用や対人距離(約2メートル)の確保、また企業は職場の消毒がそれぞれ義務付けられる。

デワイン知事はMSNBCとのインタビューで、できるだけ在宅勤務を行うよう求めていると強調。微妙なバランスを取ることが重要だと語った。12日からは小売店などの営業も再開される。

またフロリダ州でも4日から経済活動の段階的な再開が始まった。第1段階では小売店や飲食店が営業を再開。しかし、入店者数は収容能力の25%に制限される。学校や映画館、酒場、ジムは引き続き閉鎖される。

全米では約半数の州が最低でも限定的な都市封鎖(ロックダウン)の解除に踏み切っている。

こうした中、トランプ大統領は3日、新型コロナによる国内の死者が最大10万人に達する可能性があるとの見方を示した。実際の死者数が自身の従来予想を既に上回ったことを受けた。ただ、年末までにワクチンができると確信しているとも語った。

*内容を追加しました。

Reuters
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