大紀元時報

中国最大淡水湖が史上最高水位、江西省「臨戦態勢」

2020年07月13日 22時08分
2020年7月6日、洪水で水に浸かった湖北省武漢市観江亭(STR/AFP via Getty Images)
2020年7月6日、洪水で水に浸かった湖北省武漢市観江亭(STR/AFP via Getty Images)

連日の豪雨と三峡ダムの放水により、長江中下流地域は深刻な水害に見舞われている。現在、江西省の状況が最も深刻だ。省内にある長江水系の淡水湖、鄱陽湖では12日午前、史上最高水位を突破した。省政府は、洪水防止対策の「臨戦態勢」に入ったと宣言した。

中国メディア・澎湃新聞などによると、7月8日以降、湖北省監利市以下の長江中下流地域の河川の水位はすべて氾濫危険水位を超えた。特に江西省の鄱陽湖地域が現在最も危険な状況にある。中国最大の淡水湖である鄱陽湖の水位は7月12日午前0時、1998年に起きた大洪水時の水位(22.52メートル)を0.01メートル超え、観測史上の過去最高水位となった。

7月12日午前11時までに、鄱陽湖の4カ所の観測所の水位も1998年の史上最高水位を超えた。水位が引き続き上昇しているという。中国水利部(省)長江水利委員会の専門家である陳桂亜氏は、同湖は7月15日に最高水位を迎えるとの見解を示した。

また、6~8日にかけて、長江の増水により鄱陽湖の湖水が長江に流れ込めず、いわゆる「バックウォーター現象」が起きたと伝えられた。

水利部長江水利委員会は11日、鄱陽湖地域の洪水特別警報を再び発令した。江西省鄱陽県にある15カ所の堤防が決壊し、全県が深刻な冠水被害に見舞われた。

地元紙・江西日報は、江西省政府は11日に洪水警戒レベルを、4段階中の最も高いレベル1に引き上げた。省トップである劉奇・党委員会書記は同日、省の洪水防止対策の体制について、「臨戦態勢に入った」と話した。

一方、長江の湖北省武漢市の一部地域の水位は7月11日、1931年の過去最高水位を超えた。

現在、中国27の省・市が洪水に見舞われており、3800万人が被災した。

(翻訳編集・張哲)

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