バイデン氏、政権移行チームに予備選候補ブティジェッジ氏起用

2020/09/07
更新: 2020/09/07

[ワシントン 5日 ロイター] – 11月の米大統領選の民主党候補、バイデン前副大統領の選対陣営は5日、予備選を争ったブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長とオバマ前政権の高官らを政権移行チームに加えたと発表した。

バイデン氏の長年の側近、テッド・カウフマン氏が率いる同チームの共同議長として新たに、ニューメキシコ州知事のミシェル・ルジャン・グリシャム氏、オバマ前大統領の経済アドバイザーだったジェフリー・ジエンツ氏、ルイジアナ州選出の下院議員、セドリック・リッチモンド氏、陣営のアドバイザー、アニタ・ダン氏を起用。

また、民主党の大統領候補指名を争ったブティジェッジ氏のほか、サリー・イエーツ元司法長官代行、オバマ政権で大統領補佐官(国家安全保障担当)を務めたスーザン・ライス氏は諮問委員会のメンバーとなった。ライス氏はバイデン氏の副大統領候補に検討された最終候補の1人だった。

カウフマン氏は「世界的な公衆衛生危機と景気低迷を背景にわれわれは政権移行の準備を進めている」と表明。「過去に例を見ない政権移行で、結成されつつあるチームはバイデン氏が就任初日から喫緊の課題に対応するのを助けることになる」とした。

新型コロナウイルス流行や景気後退への対応で諮問委員会のメンバーの知見が生かされることになるとした。

Reuters
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