大紀元時報

北京、オレンジ色の空と青い太陽が話題 「世界の終わりのよう」

2021年03月16日 18時02分
黄砂に覆われている北京の「ギャラクシーSOHO」ビル=2021年3月15日(Kevin Frayer/Getty Images)
黄砂に覆われている北京の「ギャラクシーSOHO」ビル=2021年3月15日(Kevin Frayer/Getty Images)

3月15日、北京の空は大規模な砂嵐に包まれ、一時的にオレンジ色の空と青くなった太陽という不思議な光景が広がった。

「過去10年で最悪」と評されたこの砂塵は、海外メディアでも大きく取り上げられた。英ガーディアンや米CNNは「不気味なオレンジ色」と表現し、英国放送協会(BBC)や米テレビ局NBCは「終末の空」「世界の終わりのような空」と見出しをつけた。

大気汚染指数、検出限界値を突破

この日、北京の大気汚染度指数(AQI)は測定器の検出限界を超え、最大値である999を示していた。この日の大気汚染レベルを正確に検出するには、モニターの測定範囲が不十分だったため、実際の値は不明のままとなっている。

一般的に、AQIが50以下の場合は優良、100以上の場合は不健康とされている。また、この日のAQIは、東京42、シドニー17、ニューヨーク26、香港66、台北87だった。

15日、北京では黄砂が猛威を振るい、一日中夕暮れのような景色が広がっていた。午前9時の時点で、北京市中心部と郊外で粒子状物質(PM10)の平均濃度は1立方メートルあたり8,000マイクログラムを超え、視界は300〜800メートルになった。

視界不良のため、北京空港に発着するフライト数百便が遅延または欠航となった。北京当局は、すべての学校に屋外活動の中止を指示した。

中国当局の観測によると、新疆、内蒙古、甘粛、寧夏、陝西、山西、河北、北京、天津、黒龍江、吉林、遼寧など12の省・市が黄砂に襲われ、国土の約5分の1が影響を受けた。

台湾の大手ケーブルテレビ局TVBSの北京特派員である陳相如氏は15日の番組で、「歩道橋の上から見ると、北京の街全体がオレンジ色に染まり、スモッグがひどいときの灰色とはまったく違う」と語った。

ネットユーザーからは、「まるで火星で目覚めたかのようだ」「夜中に息が詰まって目が覚めた」「砂を食べている」「家の中も外も、鼻にも口にも。今日は黄砂の日」といった投稿があふれている。

北京の空に現れた「青い太陽」

台湾・東森新聞の報道によると、15日は最強の黄砂に加えて、北京や寧夏では奇妙な「青い太陽」も見られた。比較的視界の良い場所では、多くの市民が「青い太陽」をカメラに収めた。

 

 

「青い太陽」現象について、ネット上では「火星から太陽を見ているようだ」「美しい」「天候の異変は災害の予兆」などさまざまな意見が飛び交っていた。

(翻訳編集・王君宜)

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