大紀元時報

米国最強「シーウルフ」原子力潜水艦3隻が太平洋で同時配備

2021年8月28日 16時00分
2021年7月31日:横須賀の埠頭に停泊中の米海軍のシーウルフ級高速攻撃型潜水艦「USSコネチカット」。(マスコミ主任専門家 Brett Cote氏)
2021年7月31日:横須賀の埠頭に停泊中の米海軍のシーウルフ級高速攻撃型潜水艦「USSコネチカット」。(マスコミ主任専門家 Brett Cote氏)

中国共産党が拡張主義を取り、太平洋への進出を進める中、米海軍は、各地に展開していた最も強力な原子力潜水艦3隻すべてを同じ地域に同時に配備した。

冷戦末期(1989年)に建造されたロサンゼルス級を継承するシーウルフ級は、現代の原子力潜水艦の中で最も静粛性の優れた潜水艦と言われている。

経済誌フォーブスは8月4日、シーウルフ潜水艦3隻(シーウルフ、ジミー・カーター、コネチカット)がいずれもワシントン州ブレマートンを出港したと報じた。 この3隻の潜水艦は、米国軍の艦隊にある約50隻の攻撃型潜水艦の中で、最も大きく、最も速く、最も充実した装備を備えている。

シーウルフ潜水艦は1隻あたり50本の魚雷とミサイルを搭載し、敵の艦隊や空母群を沈めることができる火力を持っている。 また、秘匿されているジミー・カーターは、100フィート(約30m)の船体延長させており、特殊な情報戦や指令能力を備えた潜水艦として名高い。

7月上旬、ワシントン州とその周辺州の米軍関係者を支援する米国北西部サービス組織(USONW)が、「私たちは、配備された3隻の潜水艦の搭乗員の家族にサービスを提供する準備ができています」という大胆な題目を付けた写真をツイートした。

USOは非公式にシーウルフ級3隻の同時展開を確認した。 米軍でシーウルフ潜水艦が3隻同時に配備された経緯は不明だ。

8月2日には、アメリカ太平洋艦隊は、アメリカ海軍のシーウルフ級高速攻撃型潜水艦USSコネチカット号が土曜日(7月31日)に日本の横須賀の桟橋にいたことをツイートしている。

2021年7月31日、横須賀の埠頭に停泊中の米海軍のシーウルフ級高速攻撃型潜水艦「USSコネチカット」。(マスコミ主任専門家 Brett Cote氏)

最強の原子力潜水艦3隻を同時配備した重要性

一般的に、アメリカ海軍の特定の級の艦船は、交代制で配属されている。一般的に、3分の1が巡回、3分の1が訓練、3分の1が整備といった具合に、人員や資源を均等に分割している。 これは、アメリカ海軍が約300隻の前線艦艇を保有しているにもかかわらず、常に100隻しか配備されていない理由を説明している。

理想的なのは、危機の際に艦隊司令官が、より多くの、あるいはすべての艦船を同時に派遣できることだ、とフォーブス紙記者は述べている。 仮に中国共産党との戦争を想定してみると、何百隻にもなる中国の船を打ち負かすためには、アメリカ太平洋艦隊は通常より50隻や60隻以上の船を多く配備する必要がある。

しかし、追加の部隊を派遣することは簡単なことではなく、桁外れの人員や資源を同時投入する必要があるた。今回、海軍最強の艦がすべて配備されているとなると、その意味の重大であることがうかがえる。

アメリカ海軍が建造を承認したシーウルフ潜水艦は3隻のみ。国防総省はアメリカ最強の潜水艦、特に最新鋭の3隻のシーウルフ級の行動については常に口を閉ざしてきた。 これらの原子力高速攻撃型潜水艦は主に諜報活動や特殊任務に使用されると予想されている。

シーウルフ級は、大洋や北極海のような冷たい水域で、あらゆる原子力潜水艦に対して、優位性を得るために設計された原子力高速攻撃潜水艦でもある。

(翻訳・田中広輝)

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