[ドバイ 30日 ロイター] – イスラエルのラピド外相が30日、バーレーンを訪れた。昨年の国交樹立以来、最高レベルの高官による訪問となった。
ラピド外相は首都マナマに到着後、ハマド国王やサルマン首相兼皇太子と会談。「陛下のリーダーシップとインスピレーションは真の協力関係につながっており、会談では両国関係を前進させるための道筋が示された」とツイッターに投稿した。
バーレーンとアラブ首長国連邦(UAE)は昨年、米国の仲介でアブラハム合意と呼ばれる協定を締結しイスラエルと国交を正常化。スーダンとモロッコもこれに続いた。
イランを巡る域内の緊張が続く中、ラピド氏は米海軍のバーレーン本部も視察し、「われわれ3カ国が協力するのは、この地域で同じような利益があるからだ」と述べた。
今回の訪問で、両国は医療やヘルスケア、スポーツ、水と環境の保護に関する協力関係に署名。また、イスラエルはマナマに大使館を開設した。
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