2021年1月21日、PCR検査を待つ北京市民。参考写真(微博より)

中国江西省鉛山県、全信号が「赤」に 感染者1人確認で 

中国江西省上饒市鉛山県では10月30日、新規感染者1人が確認されたため、県内のすべての信号が赤に切り替えられた。同日9時以降、通行車両は「信号無視」で罰せられるという。

同ニュースは物議を醸し、瞬く間にSNSウェイボー(微博)でトレンドに載った。

同県交通当局は「強制しないと、多くの人が車で外出するからだ」と主張している。

同県では感染者が確認された後、すでにロックダウンなどの封鎖措置を行った。全市民を対象にPCR検査も実施され、感染者を強制的に隔離した。

地元レストランのオーナーが中国メディアに語ったところによると、「今では店も閉まっており、車で出かけることもできない。市民は基本的にはPCR検査のために出かけるか、家にいるかのどちらだ」という。

今では多くの国々がウイルスとの共存を図っているなか、中国では依然として「感染ゼロ」という極端な封鎖的な感染予防措置をとっている。

雲南省瑞麗市ではすでに5回もロックダウンを経験している。7月から始まった最後のロックダウンは未だに解除されていない。そのため、収入がなく、生活苦に悩む市民は少なくない。飛び降り自殺を図った人もいるという。

地元市民はSNSでの書き込みで、「瑞麗は人間地獄と化した」と窮地を訴えた。

(翻訳編集・李凌)